[読む問題集]
読解力に年齢は関係ない!やり直しにも最適
4つの対立概念を徹底マスター
1)具体的と抽象的
2)絶対と相対
3)普遍と特殊
4)主観と客観
『最強最後の学習法』シリーズ第2弾
全国で絶賛された
カリスマ講師の授業をそのまま再現
「譲歩」というのを知ってるかい?文字通り、相手に対して一歩譲る表現を言う。例えば、「もちろんプロ野球は商売なのだから、お客を喜ばせるためなら何でもやってよいという考え方は一理ある」なんて時の「一理ある」がそう。
でもね。こういうとき、たいていこのあとに「が」とか「しかし」とかつながってくるんだよね。
で、もちろん本音はそちらのほう。-第18講義より
- 改訂し、文庫化して、2009年09月05日に宝島SUGOI文庫『読むだけですっきりわかる国語読解力』を発売しました。
目次
- ・はじめに ささやかだけど一生もののしあわせを
・この本の効果的な使い方
■第1章■ 選択問題の解き方
第0講義 オリエンテーション
第1講義 選択肢は必ず部分に分けろ
第2講義 なぜ不正解なのかをよく考えよう
第3講義 言いたいことは繰り返される
第4講義 「百五十年」が「わずか」である理由
■第2章■ 四つの対立概念を理解する
第5講義 言葉は記号だ
第6講義 具体的?抽象的?
わかりやすいのはどっち?
第7講義 具体的な段落と抽象的な段落
両方あって文が成り立つ
第8講義 相手によって変わる?
絶対と相対
第9講義 本には特殊なことが書かれている 普遍と特殊
第10講義 主観と客観1
主観と客観の違い
第11講義 主観と客観2
小説や物語への利用 情景描写と心理描写
第12講義 主観と客観3
小説や物語への利用 情景描写と心理描写2
第13講義 主観と客観4
主観語に気をつけろ
第14講義 主観と客観5
「好き」と「正しく読む」は違う
■第3章■ 読解を阻むもの
第15講義 ニュアンスの違いに気をつけろ
第16講義 国語は裏を読む科目だ
第17講義 事実と考えの区別
第18講義 譲歩に気をとられるな
第19講義 固有名詞も気にしない
第20講義 修飾語も大事だけれど
第21講義 総合復習問題
■第4章■ 記述の基礎
第22講義 記述の基礎 前編
第23講義 記述の基礎 後編 文章の体言化
■第5章■ 指示語を極める
第24講義 指示語のとりちがえは死を招く 指示語前編
第25講義 指示語の単数と複数 指示語中編
第26講義 このちがいにも注意すれば完璧 指示語後編
第27講義 指示語実践編 実力を確認しよう
最終講義 最後の総合問題
・最後まで読んでくれたあなたへ
[コラム]
・評論文と小説は似たもの同士
・読解ができると作文もできる!?
・上手な読書の勧め