累計260万部
「読むだけですっきりわかる」
に新シリーズ登場!
後藤武士先生が図解でわかりやすく解説
ニュースも、学校の授業もまるわかり!
後藤武士氏の『読むだけですっきりわかる政治と経済』をより読みやすく、より見やすくしたビジュアル版の登場です。見開き2ページでワンテーマを扱っていますので、タイトルと図版だけで、一目で要点がわかります。文章も後藤氏の超口語体ですので、読めばすぐに頭に入ります。単に図解にしただけではなく、いまの日本の政治と経済のどこを学ぶべきなのか、それをキチッとおさえた一冊です。学校の授業にも対応しているので、受験の参考資料としても使えます。
目次
- はじめに
第一章 日本国憲法と三大原則
憲法って何?
日本国憲法は最高法規 「憲法」はあらゆる法律の中で一番大切な法律
新憲法の制定
GHQによる占領統治の意図 ひとことで言えば「日本を弱体化させる」こと
憲法の問題点は?
理想を追求しすぎた憲法 大日本帝国憲法の改正としてスタートした日本国憲法
主権ってなに?
国民主権の意味 自国のことを決めるのは国民ということ
天皇主権
国を代表する最高責任者の「元首」 建前上は支配する権利のすべてを持っていた? 戦前の天皇
…ほか
コラム 自衛隊ができるまで
第二章 基本的人権
基本的人権とは?
日本国憲法が定める基本的人権 「基本的人権」とそれを制限する公共の福祉
三つの自由権
身体の自由、精神の自由、経済活動の自由 誰でも自分の身体を拘束されない自由を持っている
精神の自由
問題は政教分離と慣習化された宗教 宗教を信じる自由もあれば、信じない自由もある
集会・結社・表現の自由
表現の自由の危機 わいせつ、暴力を盾に表現の自由を規制する権力
学問の自由
どの学問を学んでもいい自由 科学的アプローチが許されなかった中世の時代
…ほか
コラム 人権思想の歴史年表
第三章 三権分立と各機関
権力の監視
三権分立と政治システム 国会の立法権、内閣の行政権、裁判所の司法権
憲法41条
国権の最高機関、国会 国民の代表者で構成されており、唯一の立法機関
選挙制度
公職選挙法で決められている 近代選挙の四原則、普通、平等、秘密、直接
二院制
衆議院と参議院 国会は二つの議院で構成されている
小選挙区と比例代表制度
二つの選挙制度の仕組み 死票の多い小選挙区制、ミニ政党が出づらい比例代表制
…ほか
コラム 行政改革と規制緩和
第四章 地方自治と財政
地方自治の仕組み
国政に比べてより小さな単位での民主主義の場 地方の機関は地方議会と執行機関の2本立て
地方自治の課題
直接請求権と住民投票 地方政治には国政にくらべて直接請求権がある
地方分権
地方分権一括法と平成の大合併 国の行政の地方への権限、財源の移譲がさけばれている
国の財政
国の歳入(収入)の5割が借金 民間であれば、破産している日本の財政
税金の仕組み
直接税と間接税 直接税の所得税と法人税、両方で歳入の2割強を占める
…ほか
コラム 景気変動の歴史年表(第五章先取り)
第五章 経済と国際関係
経済
経済活動の最小単位が家計 家計は収入と支出で成り立っている
消費者主権
2009年に消費者庁ができたが… 2000年に特定商取引に関する法律を制定
流通
生産者から問屋、そして消費者まで商品が渡ること コンビニも、百貨店、デパートも、卸売りも流通業
市場経済
市場での価格を市場価格と呼ぶ 市場価格は需要と供給で決まる
寡占と独占
独占価格と公共料金 需要と供給のバランスの外で価格が決まる
…ほか
おわりに