大国の消滅は
もはや避けられない!
王朝末期に起きる滅亡の予兆
貧富の差、官僚腐敗、
経済危機、流民の発生――。
「中国は崩壊するのか」――。長年、議論されてきたこの問いの答えは中国の歴史の中にある。これまで数多くの王朝が盛衰した中国の歴史をひもとけば「権力者による国家の私物化」「流民の大量発生」「知識人の離反」の三要素が、隆盛を誇った王朝を崩壊へと導いたことがよくわかる。そして、現在の中国を支配する共産党政権にもまた、この三要素が蔓延している。人心は離れ、国家への不満が臨界点に達した今、崩壊へのカウントダウンはすでに始まっている!
※本書掲載の写真の一部は中国版ツイッター「微博」上に投稿されたものから転載。本書は2014年7月14日に小社より刊行した『中国崩壊カウントダウン』を改訂し、文庫化したものです。