鮮やかな反転、驚きの結末!
胸が熱くなる刑務所ミステリー!
「いやぁ、これは久しぶりのドストライクだった。」横山秀夫(作家)
『本の雑誌』2021年1月号
「2020年度ミステリーベスト10」池上冬樹 選 2位
「読んで損することは絶対にない。必読である。」
すべての伏線が回収され、驚きの結末を迎えるのだが、そこでもまた読む者の胸をはげしくうつ場面が用意されているからたまらない。ともかく、無駄は一切なく、すべての場面が有機的に連繋し、最後の最後まで楽しませる連作ミステリの傑作なのだ。
――池上冬樹(書評家)/解説より
刑務所、そこはシャバ以上に濃厚な人間関係が渦巻く、更生の最後の砦――。
石川県の加賀刑務所を舞台に、刑務官と受刑者たちの織り成す五つの事件。
仮出所した模範囚の失踪(「ヨンピン」)、暴力団から足を洗う“Gとれ”中に起きた入試問題流出事件(「Gとれ」)、受刑者の健康診断記録とレントゲンフィルムの消失(「レッドゾーン」)など、刑務官たちの矜持と葛藤がぶつかり合う連作ミステリー。
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