特攻　特別攻撃隊

SOLD OUT

著者：別冊宝島編集部編
発売日：2008年8月21日
価格：514円(税込)

判型：文庫判
ページ数：249P
ISBN：978-4-7966-6591-9

60余年前のあの日、
彼らは懊悩しながらも、愛する人を守るため、若い命を散らしていった・・・・・・。

決して忘れてはいけない歴史の真実

特攻隊とは何であったのか

特攻隊の真実の姿！

太平洋戦争末期、圧倒的な劣勢に陥った日本軍は、必死隊(必ず死ぬことを命じられた部隊)として特別攻撃隊を編成する。まだ10代、20代の青年兵たちは、爆弾を搭載した戦闘機で敵艦に体当たりし、その命を大海原に散らしていった。彼らはその瞬間、何を思い、死んでいったのか。また、なぜ軍部は特攻隊を作ってしまったのか。米軍はどう見ていたのか。戦後60余年を経た今、改めて検証した。

執筆者紹介

桃井四六(ももい・しろく)/神博行(じん・ひろゆき)/那由他一郎(なゆた・いちろう)/伊藤龍太郎(いとう・りゅうたろう)/樋口隆晴(ひぐち・たかはる)/赤羽紀元(あかば・のりもと)/北銀彦(きた・ぎんひこ)

この商品は、2007年04月09日に発売された、別冊宝島『別冊宝島１４２０　特攻～特別攻撃隊～』を改訂し、文庫化したものです。

文庫版プロローグ
特攻隊員、そして、子犬を抱いた少年

第1章　特攻隊とは何であったのか？
インタビュー　森史朗
特攻とは何であったのか？
特攻隊誕生
陸海軍航空特攻作戦史・・・ほか

第2章　図説・太平洋戦争史
検証　PART1　太平洋戦争、そして敗戦への道
すべては「三国同盟」から始まった
検証　PART2　太平洋戦争、そして敗戦への道
相次ぐ敗北
検証　PART3　太平洋戦争、そして敗戦への道
戦争時の内閣総理大臣・・・ほか

第3章　解説・特攻機のすべて
陸軍特攻機
その他の陸軍特攻機
米軍艦隊の防空システム・・・ほか

第4章　証言
元特攻隊員の証言　FILE1
深川巌少尉
元特攻隊員の証言　FILE2
吉武登志夫少尉
コラム・ある特攻隊員の戦後・・・ほか

第5章　映画で描かれた特攻隊員と知覧の町
映画で見る「特攻」
特攻平和会館と知覧という町
知覧町・ホタル館にて出会った特攻隊員・・・ほか

エピローグ
「特攻隊」生と死の境界