ピョートル1世からプーチンに受け継がれる
強権の系譜
世界を震撼させたヒトラーの謀略
暴政を謳歌したローマの皇帝たち
習近平体制はどこへ向かうのか
中国では習近平が慣例を破って3期目の最高権力者の座に就き、ロシアでは内外からの批判の声に耳をふさぐプーチンの暴挙がとどまるところを知らず……と、いま強権をふるうリーダーたちの振る舞いが世界を大きく揺るがしています。本誌では、暴政を敷く権力者たちの歴史を古代からひもときながら、独裁者たちの行動原理を炙り出し、現代の世界情勢をより深く理解するための視座を紹介します。
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本村 凌二(もとむら りょうじ) プロフィール
東京大学名誉教授。博士(文学)。1947年熊本県生まれ。1973年一橋大学社会学部卒業、1980年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学教養学部教授、同大学院総合文化研究科教授を経て、2014年4月から2018年3月まで早稲田大学国際教養学部特任教授。専門は古代ローマ史。『薄闇のローマ世界』(東京大学出版会)でサントリー学芸賞、『馬の世界史』(講談社現代新書)でJRA賞馬事文化賞、一連の業績にて地中海学会賞を受賞。著作に『地中海世界とローマ帝国(興亡の世界史)』(講談社)、『多神教と一神教』(岩波新書)、『はじめて読む人のローマ史1200年』『ローマ帝国 人物列伝』(共に祥伝社新書)、『教養としての「世界史」の読み方』『教養としての「ローマ史」の読み方』(共にPHP研究所)、『独裁の世界史』『テルマエと浮世風呂 古代ローマと大江戸日本の比較史』(共にNHK出版新書)など多数。