“考え方”の
悪いクセを直せば
前向き(ポジティブ)になれる!
バートランド・ラッセル『幸福論』著者
書店員・史織は「不幸の原因」を自覚し、
それを取り去る方法を学ぶ
自分をかわいがるよりも、外の世界を味わおう!
累計285万部超の「まんがでわかる」シリーズの最新刊はバートランド・ラッセル著『幸福論』をテーマに展開。書店に勤める主人公の史織は、ようやく慣れてきた社会系のコーナーからビジネス書籍のコーナーに配置換えされ、戸惑う日々。そんななか、会社で浮かばれない史織の友人・さやは、今日も史織のいる書店に向かう。「格差」とはなぜ生まれるのか、「お金」さえあれば人は本当に幸せになれるのか――仕事とプライベートで悩める主人公が、ラッセルを通して「不幸の原因」について理解しつつ、「幸福をもたらすもの」とは何かを探し、見つけていきます。
※このまんがはフィクションです。登場する人物、団体名などはすべて架空のものです。
※本書では、編著者のアドバイスを基に、バートランド・ラッセルの『幸福論』の要点を一部大胆に、わかりやすくまとめて紹介しています。
※まんが内の引用文は、『ラッセル幸福論』(安藤貞雄 訳、岩波文庫)に基づき、表記を本書内の基準に従い、適宜改めています。
小川 仁志(おがわ ひとし) プロフィール
1970年、京都府生まれ。哲学者、山口大学国際総合科学部教授。1993年、京都大学法学部卒業後、伊藤忠商事に入社。2001年、名古屋市役所に入庁。その後、フリーター生活を経て、2008年、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員などを経て、2019年より現職。専門は公共哲学。「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。『世界の哲学者に人生相談』(Eテレ)にコメンテーターとしてレギュラー出演(2018年4月~)。その他のTV番組にも出演多数。著書に『世界のエリートが教養として身につける「哲学用語」事典』(SBクリエイティブ)、『自分と向き合い成長する アニメと哲学』(かんき出版)、『AIに勝てるのは哲学だけだ――最強の勉強法12+思考法10』(祥伝社新書)、『まんがでわかるラッセルの「幸福論」の読み方』(宝島社、監修)など。
前山 三都里(まえやま みどり) プロフィール
マンガ家、イラストレーター。『まんがと図解でわかるブッダ』『まんがと図解でわかるマーケティングの神様コトラーの思いやり仕事術』『まんがでわかる超一流の雑談力』『まんがでわかる働く君に贈る25の言葉』『まんがでわかるラッセルの「幸福論」の読み方』『まんがでわかるカミュ「ペスト」』『まんがでわかるジョージ・オーウェル「1984年」』『まんがでわかるできる人は必ず持っている一流の気くばり力』『マンガ 日本を破滅に導くザイム真理教の大罪』(すべて宝島社)などのほか、愛媛県PRマンガ『ヒメのいるまち』(愛媛県庁ホームページ内)などでもマンガを描いている。