がん検診を信じるな

「早期発見・早期治療」のウソ

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著者：鳥集徹
発売日：2017年2月23日
価格：814円(税込)

判型：新書判
ページ数：219P
ISBN：978-4-8002-6420-6

「命を救う」という
科学的根拠は一切なかった！

命を奪うことのない“がん”を発見され、
無用な治療で健康被害に遭う人が激増中！

『週間文春』医療記者が警告レポート！

芸能人ががんになるたびに繰り返される「早期発見・早期治療」の呼びかけ。しかし、「がん検診」が命を救うという確たる証拠はないということをご存じだろうか？しかし、国はがん検診の目標受診率を50％を“国策”としている矛盾――。テレビも新聞もお役所情報を真に受け、誤った情報を流し続け、国民も疑うことはほとんどない。しかし、現場の医師のなかには、がん検診の無意味さをわかっている人も多数いるのが現実である。医師もメディアも言えない「がん検診」の真実を『週刊文春』などで医療記事を専門に執筆するジャーナリストがレポートする。

鳥集徹(とりだまりとおる) プロフィール

1966年、兵庫県生まれ。同志社大学文学部社会学科新聞学専攻卒。同大学院文学研究科修士課程修了。会社員・出版社勤務等を経て、2004年から医療問題を中心にジャーナリストとして活動。タミフル寄附金問題やインプラント使い回し疑惑等でスクープを発表。『週刊文春』『女性セブン』等に記事を寄稿してきた。15年に著書『新薬の罠　子宮頸がん、認知症…10兆円の闇』（文藝春秋）で、第4回日本医学ジャーナリスト協会賞大賞を受賞。他の著書に『医学部』（文春新書）、『東大医学部』（和田秀樹氏と共著、ブックマン社）、『コロナ自粛の大罪』『医者が飲まない薬誰も言えなかった「真実」』（ともに宝島社新書）、『薬害「コロナワクチン後遺症」』（ブックマン社）などがある。