戦後裏面史を駆け抜けた
「勝負師」の人生哲学
特別手記「父と私」
実娘が綴った「許永中」の真実
【人物秘話満載!】
小沢一郎
竹下 登
亀井静香
野中広務
金 泳三
宅見 勝
柳川次郎
山段芳春
大谷貴義
大山倍達 ほか
■「覇道」を行き「王」にはなれなかった亀井静香
■隠密に動いて実現させた「小沢・野中」会談
■竹下登「皇民党事件」が収束するまでの舞台裏
■戦後最大のフィクサー・大谷貴義の知られざる素顔
■未解決事件「グリコ・森永事件」と許永中犯人説
■伝説の組長「柳川次郎」の実力とその生きざま
許 永中(きょ えいちゅう) プロフィール
1947年、大阪府大阪市大淀区(現北区)中津に生まれる。在日韓国人2世。大阪工業大学在学中から不動産や建設など様々な事業に関わり、在日同胞や極道関係者の人脈を培う。大学中退後、大谷貴義や福本邦雄らの知己を得て「戦後最大のフィクサー」の異名を取る。91年にイトマン事件、2000年に石橋産業事件で逮捕。保釈中の1997年9月、ソウルで失踪。1999年11月に都内ホテルで身柄を拘束された。2012年12月、母国での服役を希望し、ソウル南部矯導所に入所。2013年9月に仮釈放。現在はソウル市内に住み様々な事業を手掛ける。著書に『海峡に立つ泥と血の我が半生』(小学館)、『悪漢の流儀』(宝島社)がある。