友達以上、恋人未満。終われない恋のゆくえ――
「日本ラブストーリー大賞」
選考委員の秘蔵っ子、衝撃の長編デビュー作
「中居真麻の生み出す文章は、いちいちやさしくてあったかい。
あっという間に世界に引き込まれてしまった。これから目が離せない存在だ」
白井恵美子さん(紀伊國屋書店・新宿南店)
「なぜ、こうも会いたいのか。途方にくれるほどの“好き”という気持ちを
ここまで描ける作家はめったにいない」
下森真澄さん(フリーライター)
「もっと早くこの小説を読んでいたら、恋愛の名手になれたのに」
高嶋千帆子さん(編集者)
「日本ラブストーリー大賞」選考委員が、その圧倒的な才能に驚愕した本作。惜しくも受賞は逃したものの、選考委員の熱烈な支持により、2年越しの改稿でついにデ ビューが決定!
三人姉妹の末っ子若歌子は、19のときに家を出て、4年ぶりに戻ってきた。仕事もやめて帰ってきた若歌子は、不眠症まがいの「マカユメ生活」をおくる。友人に紹介された正樹との新しい恋もはじまった。でも若歌子には忘れられない過去があった――。
三人姉妹の末っ子若歌子は、19のときに家を出て、4年ぶりに戻ってきた。仕事もやめて帰ってきた若歌子は、不眠症まがいの「マカユメ生活」をおくる。友人に紹介された正樹との新しい恋もはじまった。でも若歌子には忘れられない過去があった――。
- 加筆・改訂し、文庫化して、2012年03月06日に宝島社文庫『ハナビ』を発売しました。
目次
- プロローグ
西野家
アメンボ
クリームソーダ、キス
ノーウーマンノークライ
待つこと、そして七夕の夜
恋愛感情
男の果敢な冒険と自信
愛の意味
“終わり”の関係が始まるとき
エピローグ