あの人に会いたい。
途方にくれるほど、好き――
「恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか?」の
著者の衝撃のデビュー作
「日本ラブストーリー大賞」大賞受賞作家がおくる傑作恋愛小説。三人姉妹の末っ子・若歌子は19のときに実家を出て4年ぶりに戻ってきた。仕事もやめ、不眠症まがいの不安定な日々をおくる若歌子は新しい恋を始めるも、忘れられない過去の人に縛られ…。友達以上恋人未満、終われない恋のゆくえ。2012年3月、同作者の同大賞作『恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか?』が佐々木希主演でドラマ化。今年再注目の若手女性作家。
※この物語はフィクションです。実在する人物、団体等とは一切関係ありません。
この商品は、2009年02月19日に発売された、書籍『ハナビ』を加筆・改訂し、文庫化したものです。
目次
- プロローグ
Ⅰ 西野家
Ⅱ アメンボ
Ⅲ クリームソーダ、キス
Ⅳ ノーウーマンノークライ
Ⅴ 待つこと、そして七夕の夜
Ⅵ 恋愛感情
Ⅶ 男の果敢な冒険と自信
Ⅷ 愛の意味
Ⅸ “終わり”の関係が始まるとき
エピローグ