書店員さん絶賛!
こんなにも登場人物に会いたくなったのは久しぶりです!
古書店店主、小松さんのゆる~いアドバイスに私もどんどん励まされました。
悩みを抱えている方、必読!
(丸善ラゾーナ川崎店 渡辺彩乃さん)
夫の上司と不倫の恋に落ちた波子。
勤め先の古書店での日々のなかで、波子はある決断を下す――。
『恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか?』に続く
日本ラブストーリー大賞受賞作家の作品。
ひょんなことから神戸元町の古書店・小松堂で働くことになった波子。彼女は夫の上司、加茂内と不倫中で、それが夫の雅人にばれたことで夫婦仲は最悪の状態にあった。小松堂の店主の“いい感じにゆる~い”アドバイスを聞きながら、波子は加茂内と夫との関係にある決断を下す……。『恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか?』の著者、中居真麻が恋に悩める女性の心を描いた、リアリティーあふれる書き下ろし長編小説。
※この物語はフィクションです。実在する人物、団体等とは一切関係ありません。
- 加筆、 修正、改題し、文庫化して、2013年06月06日に宝島社文庫『古書店・小松堂のゆるやかな日々』を発売しました。
目次
- 1 まったくパラフィン紙ってやつは
2 春はなにかと不可(いけ)ません
3 人生は、フール・ア・ドゥ!
4 好きでたまらないってなんなんでしょうか
5 “氣をぬかずに踊って下さい”の勇気
6 決断、のち、キツいです、これ
7 しゃんしゃんアダルト女子の掟
8 私の『白と黒』は上下巻そろいでおいくらですか
9 ロッケンロールに「これじゃー!」と呼ばれて
10 追うほうも追われるほうも、不自由で哀れです
11 ちゃちゃらぽっちゃら涙は流さないと決めた
12 蛾は蛾、クモはクモ、ヘチマはヘチマでしかない
13 サガンだって、そう言っている