米軍幹部の証言満載! 誰も書けなかった戦争のプロの評価
日本人としては珍しく、米国太平洋軍の技術・戦略顧問を務める北村淳氏の書き下ろしによる自衛隊本です。2隻の護衛艦とP3C(対戦哨戒機)が海賊問題に苦悩するソマリア沖に派遣され、オバマ政権からのアフガンPKOの要請も具体化するなか、自衛隊関連のニュースが増加するのは必至の流れです。はたして自衛隊にはどれだけの能力があるのか? 既存の軍事評論家の目には見えなかった側面を、タイムリーな話題を窓口として、リアルな軍事・防衛の現場を知る著者が世に問う処女作です。
目次
- まえがき
第1章 ソマリア沖海賊対策の真実
第2章 海上自衛隊の実力
第3章 弾道ミサイル防衛の実力
第4章 陸上自衛隊改造プラン
第5章 空自に新型戦闘機はいらない
第6章 戦前と変わらない国防システム
第7章 日米同盟の知られざる危機
あとがき