ついに日本領海で警察権を行使した中国
テレビ・新聞では報じられていない尖閣最前線
中国に忖度する逃げ腰の日本政府
中国の狙いは日本の防衛の寸断だ
尖閣のために米国は血を流さない
獲られるのは、時間の問題だ!
北方領土、竹島、次は尖閣諸島だ!
領土を獲られたら、戦争をしない限り、取り返すことはできない。
いま、太平洋への進出をかけて、中国は本気で尖閣を獲りに来ている。
このままでは、日本は尖閣を獲られるだけでなく、沖縄も危なくなる。
日本の防衛の寸断を狙っているのが中国だ。
尖閣諸島を自らの領土と主張する中国は、警察権を行使して日本漁船を追いかけまわしている。
しかし、日本の海上保安庁は、中国を刺激するなと指示され、放水もできない。
このままでは、竹島を韓国に獲られたように、尖閣も中国に獲られてしまう。
その現実を、いま明らかにする。
潮 匡人(うしお まさと) プロフィール
1960年3月青森県八戸市生まれ。軍事ジャーナリスト、作家。早稲田大学法学部卒業。同大学院法学研究科修士課程修了、東京放送報道制作部契約社員を経て、1983年、航空自衛隊に入隊(防大27期相当)。航空教育隊区隊長、第304飛行隊付幹部、航空総隊司令部、防衛庁長官官房広報課(広報誌「セキュリタリアン」編集長)等を歴任。1994年、三等空佐で退官。退官後、クレスト社に入社、書籍編集部副編集長を務める。同社退社後は国際研究奨学財団(現・東京財団)顧問、社会基盤研究所客員研究員などのシンクタンク勤務、2006年帝京大学短期大学准教授。 「日本教育再生機構」の代表委員・設立発起人。国家基本問題研究所に評議員として参加。映画化された超人気コミック『空母いぶき』シリーズ協力。著作多数。最近の著作に『安全保障は感情で動く』(文春新書)、『誰も知らない憲法9条』(新潮新書)などがある。
北村 淳(きたむら じゅん) プロフィール
1958年東京生まれ。東京学芸大学卒業。警視庁公安部勤務後、1989年に渡米。戦争発生メカニズムの研究によってブリティッシュ・コロンビア大学で博士号(政治社会学)を取得。専攻は軍事社会学・海軍戦略論・国家論。海軍などに対する調査分析など米国で戦略コンサルタントを務める。著書に『アメリカ海兵隊のドクトリン』(芙蓉書房出版)、『トランプと自衛隊の対中軍事戦略』(講談社)、『米軍幹部が学ぶ最強の地政学』(宝島社)などがある。現在、米ハワイ州在住。
時任 兼作(ときとう けんさく) プロフィール
慶應義塾大学経済学部卒。出版社勤務を経て取材記者となり、各週刊誌、月刊誌に寄稿。カルトや暴力団、警察の裏金や不祥事の内幕、情報機関の実像、中国・北朝鮮問題、政界の醜聞、税のムダ遣いや天下り問題、少年事件などに取り組む。著書に『特権キャリア警察官 日本を支配する600人の野望』(講談社)、『「対日工作」の内幕 情報担当官たちの告白』(宝島社)など。