月とこよみの本

BOOK OF MOON AND CALENDAR

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著者：林完次監修・写真
発売日：2015年9月18日
価格：1,320円(税込)

判型：A5判
ページ数：127P
ISBN：978-4-8002-4666-0

29日と12時間44分でひとめぐりする
月の不思議

新月、三日月、上弦の月、満月、十六夜、下弦の月、有明月……。
29日12時間44分かけて刻々と形を変える月。
月とこよみ、月と地球、月と人間の深い関係がわかる本。

【巻末特典】
2020年までの月の満ち欠け早見表

約1ヵ月かけて新月から三十日月へと形を変える月の満ち欠けの仕組みをわかりやすく解説します。また、潮の満ち引きや日食・月食など月が自然におよぼす現象や、農業と月の関係、出産と月の関係、はたまた狼男の伝説など、月と植物、月と人体の関係についても言及します。ほかにも、「竹取物語」で描かれているSF映画のような月の描写や、百人一首で詠まれた月の歌など、月と文学についても大いに語ります。理系脳の人も、文系脳の人も、いつしか月に魅せられてしまう――そんな月の本です。

林完次(はやしかんじ) プロフィール

1945年、東京生まれ。写真家、天文作家。日本天文学会などに所属。星や月などの天体を地上の風景とともに写した叙情的な作品で独自の世界観を築く。おもな著書に『宙（そら）の名前』『月の本』『月光』『星をさがす本』（以上、KADOKAWA）、『宙（そら）の旅』（小学館）、『天の羊』（中央公論新社）など多数。