太平洋戦史最大の謎
レイテ沖海戦の
反転の真相
連合艦隊の総力を結集した
運命の大作戦は
なぜ無為に中断されたのか!?
捏造された電文、謎の反転は司令部の芝居だった。戦艦「大和」で起きた、太平洋戦争“最大の謎”が明かされる!戦艦「大和」副砲長・深井俊之助氏(元海軍少佐)による決意のノンフィクションです。日本海軍が、戦艦「大和」「武蔵」ほか、残存全戦艦、ほぼすべての空母を投入した最後の大作戦・レイテ沖海戦。「武蔵」をはじめとする日本の最大兵力が次々と失われていくなか、深井氏の乗る「大和」は敵輸送船団への突入を目前に、“謎の反転”をします。――いったい、なぜ。艦長・栗田健男中将はもちろん、司令部要員も誰も語らなかった、太平洋戦争“最大の謎”の真相を現場に居合わせた生き残りである深井氏が70年の沈黙を破り、ついに語ります。エンドウ沖海戦、バタビア沖海戦、ガダルカナル作戦、第三次ソロモン海戦、シブヤン海海戦、サマール沖海戦、レイテ沖海戦……歴戦の死闘をくぐり抜けた海軍士官が102歳にして回想する、歴史の闇に消えた真実とは――。
- 改訂・ 改題し、新書化して、2018年07月10日に宝島社新書『戦艦「大和」反転の真相』を発売しました。