なぜ最強戦艦はあの日、
米軍大部隊の
直前で撤退したのか
捏造された電文、謎の反転は司令部の芝居だった。戦艦「大和」副砲長・深井俊之助氏(元海軍少佐)による渾身のノンフィクション。戦艦「大和」「武蔵」ほか、残存全戦艦、ほぼすべての空母を投入した最後の大作戦・レイテ沖海戦において深井氏の乗る戦艦「大和」は敵輸送船団への突入を目前に、“謎の反転”を行う。司令長官・栗田健男中将はもちろん、かつて誰も語らなかった、太平洋戦争“最大の謎”の真相を、まさにその場にいた深井氏が、ついに語る。そこには昨今の政治家の不祥事問題にも通ずる、日本海軍のある慣習が本質にあった。
この商品は、2016年04月06日に発売された、書籍『私はその場に居た 戦艦「大和」副砲長が語る真実 海軍士官一〇二歳の生涯』を改訂・ 改題し、新書化したものです。