もしも21世紀の日本に
田中角栄が生きていたら――。
アベノミクス、憲法改正、日米関係、
原発、ヘイトスピーチ、ブラック企業……
困難な問題に生前の角栄はすでに答えていた!
平成の世に
角さんが降臨!!
角栄が生きていたら、今の世相に対してどういう言葉をかけ、具体的に何をしたのだろうか?たとえば「アベノミクス」であれば「半端な治療をして足を腐らせてしまうようなことはしない」といったように、過去の発言録をもとに、現代人が抱える悩みや、世相・テーマに“答え”ます。
※本書記載の情報は2016年9月1日現在のものです。
大下 英治(おおした えいじ) プロフィール
1944年6月7日、広島県に生まれる。1968年3月、広島大学文学部仏文科卒業。1970年、『週刊文春』の記者となる。記者時代『小説電通』(三一書房、のち徳間文庫)を発表し、作家としてデビュー。さらに月刊『文藝春秋』に発表した「三越の女帝・竹久みちの野望と金脈」が反響を呼び、岡田社長退陣のきっかけとなった。1983年、『週刊文春』を離れ、作家として政官財界から芸能、犯罪まで幅広いジャンルで創作活動を続けている。著書は、『十三人のユダ 三越・男たちの野望と崩壊』『美空ひばり 時代を歌う』(ともに新潮社)、『闘争! 角栄学校』(講談社)、『トップ屋魂 首輪のない猟犬』(イースト・プレス)など400冊以上にのぼる。近著には『田中角栄の新日本列島改造論』(双葉社)、『自由民主党の深層』(イースト・プレス)、『映画女優 吉永小百合』『田中角栄 巨魁伝』(ともに朝日新聞出版)、『専横のカリスマ 渡邉恒雄』(さくら舎)、『田中角栄の酒』(たる出版)などがある。