
闇の世界に咲いた悪の華
孤児からのし上がった日本の裏支配者
第一章 「児玉機関」の源流
第二章 政界最大の黒幕(フィクサー)
第三章 闇の首領
第四章 事件の陰に、児玉あり
第五章 ロッキード事件 陰の主役
幼くして父母を亡くし辛酸を嘗めた少年は、いかにして昭和の怪物へと成長していったのか。令和の時代になっても事件の陰にその名前が浮かび上がり、現在の自民党政権にまで暗い影を落とす。それが日本の裏支配者と呼ばれた児玉誉士夫である。昭和天皇への直訴、上海「児玉機関」の首領、A級戦犯、CIAエージェント、右翼の巨魁、政界の黒幕――。この男は何者だったのか。戦前・戦中・戦後からロッキード事件までの、昭和の闇を追う実録ノンフィクション巨編。
「事件の陰に児玉あり」。黒幕、闇社会の首領、右翼の巨魁、CIAエージェントと呼ばれた児玉誉士夫とは何者だったのか。7歳で母を亡くし、関東大震災で父を亡くして孤児となった少年は戦前は中国・朝鮮半島で暗躍し、戦後は自民党創設にも関わった。ロッキード事件で倒れるまで、日本の政財界に影響を持ち続けた男の生涯。本書はまさに黒幕の昭和史をひもとく一冊です。
本書は2013年12月にイースト・プレスより刊行された『児玉誉士夫 闇秘録』を改訂し、新原稿を加えて文庫化したものです。
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