なぜ、家康は城内に
五連続桝形を
作ったのか
日本史スクープ!
江戸城は最強の要塞だった!
2017年2月9日の新聞報道で、江戸城の築城時の絵図を千田嘉博氏が解読し、江戸城が当時最強の要塞として作られたことが明らかになりました。いままで、江戸城は徳川家康の権威の象徴として天守閣を持ち、堀をめぐらせ威容を誇ってきたものと考えられてきました。しかし、それだけではなく、西(豊臣家とその家臣)への備えとして、要塞の機能を備えていたことが明らかになりました。その江戸城の新発見に基づいて、江戸城の真実を明らかにします。
※本書の第二章から五章は『図解! 江戸の大名屋敷』及び『竹村公太郎の「地形から読み解く」日本史』(ともに別冊宝島)で掲載の原稿と図版を大幅に改訂し、掲載しています。