土地の凸凹で歴史が解る!
日本の始まりも、江戸の鎖国も
明治維新も、地形と風土で明らかになる!
◇◇◇◇「地形と文明」を語る◇◇◇◇
養老孟司との熱き巻頭対談
地形から日本や世界の歴史を読み解き、新たな歴史観を提案する竹村公太郎氏。本書では、その竹村公太郎氏の歴史観を、古代から現代まで一挙に紹介。さらに日本の文明の特質も地形と風土から明らかにする。奈良盆地に存在した奈良湖が平城京を成立させた、参勤交代が日本を一つにまとめていた、雪国が生んだ日本文明など、日本の成立から日本文明の素晴らしさまでを竹村史観で解説する。
竹村 公太郎(たけむら こうたろう) プロフィール
元国土交通省河川局長、日本水フォーラム代表理事
1970年東北大学大学院土木工学修士課程修了。同年、建設省(現・国土交通省)入省。中部地方建設局河川部長、近畿地方建設局長を歴任し、2002年に国土交通省河川局長を最後に退官。2004年リバーフロント整備センター(現・リバーフロント研究所)理事長。2014 年同研究参与。2006年日本水フォーラム代表理事・事務局長。著書に『日本文明の謎を解く』(清流出版、2003年)、『土地の文明』(PHP研究所、2005年)、『幸運な文明』(PHP研究所、2007年)、『本質を見抜く力(養老孟司氏との対談)』(PHP新書、2008 年)、『日本史の謎は「地形」で解ける』(PHP文庫、2013年)、『地形から読み解く日本の歴史』(宝島社、2014年)、『水力発電が日本を救う』(東洋経済新報社、2016年)、『広重の浮世絵と地形で読み解く江戸の秘密』(集英社、2021年)、『“地形と気象”で解く! 日本の都市誕生の謎 歴史地形学への招待』(ビジネス社、2021年)など。
歴史地形研究会 (れきしちけいけんきゅうかい ) プロフィール
竹村公太郎氏の著作に触れ、歴史と地形の関係性について、様々な角度から研究し、執筆している会。普段はライターや著者として活躍している人が中心となっている。