別冊宝島
別冊宝島2326 竹村公太郎の「地形から読み解く」日本史
日本の成立から、日本文明の素晴らしさまで徹底解説
「地形と文明」を語る!
【対談】竹村公太郎×養老孟司
竹村史観の決定版!
神武天皇には楽園だった奈良の地形
奈良盆地の中央は巨大な奈良湖だった
真田丸は城から独立した構造だった!
諸藩を流域開発に専心させた江戸幕府
無尽蔵の森林が江戸の太平を守った!
参勤交代が日本を一つにまとめていた
日本文明は雪国の生活で生まれた
地形から日本史の謎の解明に取り組んできた竹村氏。しかし、個々の歴史的事件については取り上げてきましたが、日本史全体を地形から解き明かしたものはありませんでした。今回の別冊宝島では、竹村氏が長年温めてきた日本史の通史を、地形から解き明かします。日本人の歴史と日本人のアイデンティティーがここに明らかになります。いままでにはまったくなかった地形という下部構造から、日本史全体を読み解いた、竹村史観の完成版です。
竹村 公太郎(たけむら こうたろう) プロフィール
元国土交通省河川局長、日本水フォーラム代表理事
1970年東北大学大学院土木工学修士課程修了。同年、建設省(現・国土交通省)入省。中部地方建設局河川部長、近畿地方建設局長を歴任し、2002年に国土交通省河川局長を最後に退官。2004年リバーフロント整備センター(現・リバーフロント研究所)理事長。2014 年同研究参与。2006年日本水フォーラム代表理事・事務局長。著書に『日本文明の謎を解く』(清流出版、2003年)、『土地の文明』(PHP研究所、2005年)、『幸運な文明』(PHP研究所、2007年)、『本質を見抜く力(養老孟司氏との対談)』(PHP新書、2008 年)、『日本史の謎は「地形」で解ける』(PHP文庫、2013年)、『地形から読み解く日本の歴史』(宝島社、2014年)、『水力発電が日本を救う』(東洋経済新報社、2016年)、『広重の浮世絵と地形で読み解く江戸の秘密』(集英社、2021年)、『“地形と気象”で解く! 日本の都市誕生の謎 歴史地形学への招待』(ビジネス社、2021年)など。