大学病院の恐ろしい現実
知らないのは患者だけ――
●「医薬利権」でカネを巻き上げられる国民
●貧困の患者が見殺しにされる「医療格差社会」
●厳しすぎる「治療基準値」で健康な人もクスリ漬け!
●「診療明細書」でわかる医者のボッタクリ!
●この世の中で「風邪薬」ほどムダなものなし!
●高齢者の医療費自己負担が東京五輪の前に上がる!?
人工心肺の操作ミスで死なせたあとカルテを改ざん(東京女子医大)、なれない手術で腹をひらいて8名死亡(群馬大学病院)、発見したがんを2年半も放置して転移(新潟県立中央病院)、技量不足の未熟な医者が手術を実施し術後の検査も不十分で11名死亡(千葉県がんセンター)など、なぜ病院は事故を繰り返し、患者の期待に応えられないのか。「医療ムラ」の驚くべき実態や腕の悪い医師、クスリの利権の真相に迫ります。
※p6-10、p30、p32-35、p50-52、p54-70の記事は月刊『宝島』2015年5月号及び6月号の特集記事を再構成しております。