いつでも起こりうる事件!
パニック、錯綜する情報
晴れ渡った平和なクリスマスの朝、「特別警戒中」のはずの都庁第一本庁舎33階が爆破され、外壁が崩れ落ち、黒煙が噴き上がった。謎のテロ集団は、都庁職員や展望室にいた一般市民200人以上を人質にとり、現場に向かった消防庁のヘリを撃ち落とした。都知事は、21人ものSAT(警視庁特殊急襲部隊)を人質の救出に向かわせるが全滅! テロの真の狙いは何か? 読み始めるととまらないパニック・サスペンス!です。
※本書はフィクションであり、実在するいかなる個人・団体・組織・国家とも関係はありません。
また舞台とした東京都庁の内部構造なども意図的に多少違えてあります。
本書は、2002年1月に小社より刊行した『都庁爆破!』を2004年4月に文庫化した『宝島社文庫 都庁爆破!』の新装版です。
目次
- プロローグ
第一章 爆発
第二章 退避
第三章 要求
第四章 騒乱