第6回『このミステリーがすごい!』大賞
大賞受賞作、待望の文庫化!
著者は、大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、神戸のフランス料理店に就職した、元フレンチシェフ。そんな彼の知識と経験を存分に活かした、『このミス』大賞発のグルメ・ミステリーです。
神戸でフレンチスタイルのビストロを営む柴山幸太は、妻とともに友人の結婚披露宴に出席することになった。披露宴は「パリの三ツ星レストランを凌ぐほどの味」と称賛されているレストラン。その席上で幸太は、人間離れした味覚を持つ伝説の料理評論家・中島に出会う。幸太は彼に料理人としてのセンスを認められ、幸太のビストロを訪問することを約束する。その頃、神戸ポートタワーでは男性の刺殺体が発見されていた……。新進気鋭の料理人と、伝説の料理評論家が覗き見た美食界の闇とは!?
※この物語はフィクションです。実在する人物、団体等とは一切関係ありません。
目次
- 第一章
第二章
第三章
第四章