『非核三原則』、『専守防衛』、『武器輸出禁止』を
破棄して日本は強くなれ!
田母神論の原点がここにある!
2009年、日本の防衛論争に嵐を巻き起こした男、田母神俊雄。その防衛論の真髄がこの『真・国防論』です。「第1章、防衛論」からはじまって、「第2章、自衛隊を真の国軍にするために」、「第3章、自衛隊に必要な装備とは?」 まで、田母神論全開の253ページです。
この商品は、2009年04月20日に発売された、書籍『真・国防論』を文庫化したものです。
目次
- 文庫本の発刊に寄せて
はじめに
第1章 防衛論
防衛論~国家の安全を考える
テーマ1 抑止力としての自衛隊のあるべき姿
国際社会は性悪説で眺めるべきもの
強いことが戦争を回避する
政治家自らが、抑止力を低くしている
いま何か起きても、黙って見ているしかない自衛隊
専守防衛では国を守れない
…ほか
テーマ2 日本の防衛は自衛隊の手で
戦後をひきずったままの自衛隊
武器輸出を可能にせよ
日米安保のあるべき姿
自衛隊がもつべき攻撃力
攻撃力を備えた自主防衛ができるとき
…ほか
テーマ3 日本が仮想敵国として備える国
自衛隊が注意している国とは
テーマ4 尖閣諸島を守るためには
尖閣諸島のいま
自衛隊が尖閣諸島でいまできること
テーマ5 北方重視から南方展開へ
いま、なぜ南方なのか
中国軍の統制はどこまでできているのか
南方をどう守るかが課題となる
テーマ6 沖縄米軍基地問題の解決策
沖縄米軍のいま
米軍にはだんだんと引き揚げてもらう
テーマ7 邦人救出部隊
特殊部隊の重要性
自衛隊の特殊部隊
■兵器用語解説
ABC兵器、AWACS、F-2・F-15戦闘機、SLBM、SM3・PAC3、イージス艦
第2章 自衛隊を真の国軍にするために
自衛隊の前に立ちはだかるもの
テーマ8 自衛隊を阻むものは誰か
経済よりも自衛隊をグローバルスタンダードにすべき
自衛隊を国軍から遠ざけているもの
日本の文民統制
戦争を始めるのは文民
日本にしかない内局という組織
…ほか
テーマ9 守屋事件が起きた背景
事務次官がもつ大きすぎる権限
守屋という男の素顔
テーマ10 自衛隊の機密漏洩
軍法会議は必要か
機密漏洩事件で自衛隊が受けた影響
テーマ11 徴兵制の必要性
志願する者の士気
テーマ12 戦略ミサイルを配備するということ
求められる地対地ミサイル
■兵器用語解説
チャフ・熱線フレア・ディスペンサー
第3章 自衛隊に必要な装備とは?
自衛隊が世界に並ぶために
テーマ13 国産戦闘機はこうつくれ
開発の鍵は武器の輸出
他国の妨害にあっても輸出できるようにすべき
日本が開発すべき戦闘爆撃機
日本の総理の決断が必要である
テーマ14 ペトリオットでテポドンを落とせるか
命中率を決めるものは?
テーマ15 F-22ラプターは必要か
開発する姿勢が引き起こす効果とは
テーマ16 新型輸送機、哨戒機
輸送機の開発で広がる作戦範囲
テーマ17 C-130
悪環境でも対応できる機体
C-130にかかる期待
テーマ18 空母
いま最も求められる艦艇
テーマ19 中国の原子力空母
中国の原子力空母建造計画
中国のねらい
日本にとっての脅威
テーマ20 ソマリア派遣でわかったこと
国が守ってくれる安心感が任務を遂行させる
テーマ21 地雷、クラスター爆弾
抑止力としての使い方がある
テーマ22 航空宇宙開発
情報戦を制することの大切さ
上空から把握する他国の動きの重要性
宇宙基本法で変わる日本の情報収集能力
テーマ23 ヒューミント
現代に暗躍する隠密達
決して表に出ないヒューミント
■兵器用語解説
クラスター爆弾、グローバルホーク、心神、ソノブイ、ナイキ・エイジャックスとハーキュリーズ、F-22
あとがき