うつ病人口100万人。
2人に1人は再発し、3人に1人は薬が効かない。
医療現場の最前線から最新の成果を伝える。
大きな反響を呼んだ番組の書籍化!
大きな反響を呼んだNHKスペシャルの書籍が文庫版で登場。うつ病は「ココロの風邪」といわれ、休養をとって抗うつ薬を飲み続ければ半年から1年で回復するといわれてきた。しかし4人に1人の患者が、治癒までに2年以上を要し、その半数が再発しているという。治療が長期化している患者の多くが、不必要に多種類、多量の薬を投与されている。それを見直す取り組みが始まった――多剤投与、クリニック乱立、SSRIの副作用からカウンセリングの壁まで、番組で取り上げられなかったエピソードも盛り込んだ、うつ病治療の新しい道を探るドキュメンタリー。
この商品は、2009年09月17日に発売された、書籍『NHKスペシャル うつ病治療 常識が変わる』を改訂し、文庫化したものです。