ヘンテコな会社をめぐる、笑いあり、涙あり、
翻訳ウンチクありの人情エンターテインメント!
「私たち、この家を、守りたいんです――」
認め合い、分かち合い、助けあい。
亡き田中氏の遺志を継ぐため、8人の濃ゆ~い精鋭たちが大奮闘!!!
幼い頃からの夢であったキャビンアテンダントとして世界各地を飛び回っていた押切可南(33)は、突如発症した閉所恐怖症を克服できず、退職。夢破れてさまよう日々の中で、たまたま知り合った老紳士・田中氏の会社に誘われる。彼の経営する翻訳会社、その名も「タナカ家」は、社員を家族、社訓を家訓と呼び、社屋もボロい平屋の一戸建てというなんともヘンテコな会社で――。突如として社長・田中氏を亡くした社員たちの奮闘を、現役翻訳会社勤務の著者が描く、究極の翻訳エンターテインメント小説!英語のウンチクも豊富です。
※この物語はフィクションです。もし同一の名称があった場合も、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。