凄腕浪人・勝之介の生業(なりわい)は
「出張うどん」と「人助け」!
同心ながら頼りない大家、
それを支える腕利きの店子たち!
絶好調作家の、書き下ろし人情小説
剣術道場の師範代とはいえ、町人相手にご機嫌取りの稽古で稼ぐ浪人・友部勝之介。実は凄腕の剣客かつ手打ち「一本うどん」の達人。その勝之介が新たに始めた商いが「よろづお助け」。そこに、大家の八丁堀同心を仇と狙う凶盗が上州から江戸に流れつく。大家を脅し、奉行所を貶めようとする凶盗に、立ち向かう勝之介のお助け術とは?人気の一本うどん侍、再登場!
※この作品は史実を織り込んでいますが、あくまでフィクションです。もし同一の名称があった場合も、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。
※本作品は宝島社文庫のために書き下ろされました。