王道かつ洒脱な探偵物語
これぞ、オトナのミステリー!
――若竹七海『静かな炎天』著者(文春文庫)
『このミステリーがすごい! 2014年版』
「復刊希望! 幻の名作ベストテン」ランクイン!
オシャレなどんでん返しにびっくり!
ポップな極上エンタメが復刊
アメリカ人私立探偵のロガートはかつての上司の依頼で来日した。上司の妻ユキコが麻薬密売に関係しているらしいというのだ。だがロガートがユキコの尾行を始めた途端、彼女は誘拐されてしまい、ロガートも襲われる。現場には新聞記者の死体が残されていた。ユキコを追うロガート。彼の前には次々と死体が転がっていく……。悲運な女流作家がウイット満載で描くハードボイルドミステリー。
※ 本作品は1962年7月〜1963年1月に「交通新聞」にて連載されたものです。文中には、現在の観点からみると差別的表現ととられかねない箇所がありますが、作品ならびに著者自身には差別を助長する意図はなく、また著者がすでに故人であることを踏まえ、原文を尊重し原文どおりとしました。
※本作品は1981年に徳間文庫より刊行されたものを底本としました。
※この作品はフィクションです。もし同一の名称があった場合も、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。