ほっと和らぐ、優しいファンタジー小説
不思議な世界の
終着駅には、
やさしい料理が待っている。
蒸気機関車が走り、
動物の特徴を持った人たちが暮らす世界に
迷い込んでしまった青年は、
終着駅で喫茶店を営むことになり……。
電車に乗っていたタクミが目を覚ますと、蒸気機関車の中だった。行き着いた終着駅の駅長によると、ここは地球とは少し違う世界で、まれに汽車が異なる世界から迷い込んでしまうらしい。戻る方法が見つかるまで、終着駅で喫茶店「ツバメ」を営むことになったのだが、その料理は「不思議な絶品」と評判を呼び……。心温まる、料理ファンタジー。
※この物語はフィクションです。作中に同一の名称があった場合でも、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。