歴史新書 増補改訂で復刊
日本宗教史最大のタブー
寺院数半減、文化財大量破壊…
そのとき寺院、神社、霊場では何が起きたのか?
神と仏、宗教革命としての明治維新!
第一章 神仏習合から神仏分離へ
明治維新まで行われていた神仏習合とは? 神仏分離はすでに江戸時代に実施されていた?
第二章 寺院から分離して激変した神社
維新前は寺院だった有名神社――日吉大社、大神神社、八坂神社、北野天満宮 ほか
第三章 廃仏毀釈と古寺名刹の危機
権力に翻弄された仏たち――興福寺、内山永久寺、談山神社、浅草寺、増上寺 ほか
第四章 神道化された修験霊場と権現信仰
神か仏かをめぐる迷走――金峯山寺、出羽三山、白山、金刀比羅宮 ほか
第五章 廃仏毀釈から国家神道へ
1867(慶応3)年の明治天皇の「王政復古の大号令」にともない、新政府が行った神仏分離によって巻き起こった廃仏毀釈から150年。
神社と寺院を分離する政策が、なぜ僧侶自らが率先して神職への転職を申し出て、本尊を斧で叩き割ったとされるほどの仏教攻撃、文化財破壊にエスカレートしたのか?
そのとき神社仏閣では何が起こったのか。
日吉大社、八坂神社、石清水八幡宮、興福寺、大神神社、金峯山寺、金刀比羅宮、出羽三山、浅草寺、日光東照宮…。
衝撃的なビジュアル資料とともに、数々の具体的事例で日本宗教史における最大のタブーを読み解く!