戦後裏面史の主人公が初めて語る「人生哲学」
●小沢一郎●竹下登●亀井静香●野中広務
●金泳三●宅見勝●柳川次郎●大山倍達 ほか
実娘による手記「父と私」収録!
●政治家「亀井静香」との蜜月とその終焉
●「野中・小沢会談」はこうして実現した
●「大人のかくれんぼ」と母との別れ
●山口組若頭「宅見勝」と人生の十字路
●グリコ・森永事件と「許永中犯人説」
●出自を否定した新井将敬の「自死」
戦後最大の経済事件と呼ばれた「イトマン事件」から30年。主人公である著者が、戦後裏面史と秘められた人間関係、家族を初めて語る。在日として生まれ育った若き日の記憶、政財界の要人と裏社会の住人たちとの出会い、そして事件の首謀者と目され、当局とメディアに追われ続けた「かくれんぼ」の記録。日本と朝鮮半島の架け橋たらんと奮闘し、「フィクサー」と呼ばれた男の人生哲学がここにある。