内田 樹氏推薦
(思想家・神戸女学院大学名誉教授)
「不破哲三さん自身がかつて分派活動を咎められて自己批判したことも、民主集中制を統制の道具として用いることを非としたことも、この本で教えられた。
日本共産党の安全保障政策の変遷とその意味について、これほど精密かつ論理的に書かれたものを読んだのもはじめてだ。『共産党もずいぶん苦労してきたんだなあ』というのが私の偽らざる感想である。だから、これは共産党批判の書ではまったくない」
不破哲三様 あなたが望んだ国民政党への道が私の指針です。
(著者)
いまこそ! 他党と共闘し、「核抑止抜きの専守防衛」を!
第一章 新規約は国民に開かれた自由な党への過渡期の産物
第二章 新綱領は安全保障概念の抜本的転換を用意している
第三章 他党との共闘関係にも新綱領にもとづく新しい模索を
終章 なぜ私はそこまで共産党を愛しているのか
共産党のなかで最初に自衛隊活用論を提唱し、党の正式な方針にしたのは不破氏である。彼は日本共産党のトップである委員長になり、いまでも常任幹部会の委員としてカリスマ的存在だ。その不破氏は、著者が主張するような党改革も進めてきた。そして、著者と同じように党外に向かって発信している。不破氏と同様に21世紀型の党改革を求める著者に対して不破氏はどう考えているのか、その真意を公開書簡で問う。
今年1月に発売された文春新書『シン・日本共産党宣言』の続編です。松竹氏の目指したものは、共産党の最高指導者である不破哲三氏の夢を形にしたもの、現代の日本共産党のあるべき姿を示したものです。しかし、現日本共産党執行部は、それを異端として排除しようとしています。これでは、いつまでたっても日本共産党は大衆政党にはなれません。不破哲三氏への思いを手紙に託して、明らかにします。
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