呪術の日本史

著者：加門七海監修
発売日：2023年12月18日
価格：770円(税込)

判型：文庫判
ページ数：208P
ISBN：978-4-299-05078-6

『呪術廻戦』に描かれた術師と呪術の源流を徹底解説！

両面宿儺（りょうめんすくな）復活の鍵は伏黒恵の呪術にあった！

『呪術廻戦』考察本の最高峰！

五条悟は空海

伏黒恵は安倍晴明

羂索は役小角

ほか

大ヒットマンガ『呪術廻戦』には、式神や厭魅、呪禁など、過去に実在した呪術が数多く登場する。その呪いの系譜は縄文時代に始まり、平安時代に全盛を迎え、今なお息づいている。本書では、『呪術廻戦』の呪術を日本で生まれた5つの呪術系統で分類し、古典に記された呪術と比較。さらに各キャラクターのモデルを実在した呪術師から独自考察する。『呪術廻戦』から呪術大国・日本の闇の歴史をひもとく一冊である。

本書は2021年4月に小社より刊行した『呪術の日本史』を加筆・改訂し、文庫化したものです

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加門七海(かもんななみ) プロフィール

東京都墨田区生まれ。美術館学芸員を経て、1992年に『人丸調伏令』（朝日ソノラマ）で作家デビュー。オカルト・風水・民俗学などに造詣が深く、作品にもそれらの知識が反映されている。他の著書に『うわさの神仏日本闇世界めぐり』『霊能動物館』『着物憑き』（以上、集英社）、『お祓い日和その作法と実践』『お咒い日和その解説と実際』『呪術講座入門編』（以上、KADOKAWA）、『加門七海の鬼神伝説』（朝日新聞出版）、『神を創った男大江匡房』（笠間書院）などがある。