『鬼滅の刃』に隠された
日本史の暗号を読み解け――
リアル鬼殺隊VS鬼
1600年の戦いが蘇る!!!
日本の古典には鬼が“実話”として記録されている。
なぜ鬼は生まれ、人々を苦しめたのか。
そして、鬼とは一体“誰”だったのか。
『鬼滅の刃』のルーツと隠されたメッセージを探る。
歴史史料グラビア 鬼に喰われる人々
1章 『鬼滅の刃』前史❶ 人類の捕食者 鬼の誕生
『鬼滅の刃』の鬼のルーツは古典にあった
鬼の誕生と進化の歴史
最初の鬼の誕生
組織化する鬼たち
血鬼術の登場
自らの意思で鬼になる人々
ほか
2章 『鬼滅の刃』前史❷ 実録 人類VS.鬼
鬼に喰われる側から鬼を斃す側へ
鬼を討伐した歴史上の英雄たち
平安時代の「柱」・藤原秀郷
リアル鬼殺隊・源頼光と四天王
妖術使いと死闘した大宅光圀と山城光成
安倍晴明の末裔・安倍泰成
ほか
3章 隠された鬼滅の暗黒史
『鬼滅の刃』は鬼VS.鬼の戦いだった
竈門炭治郎にみる技芸を行う「傀儡子」
時透無一郎にみる山中で生活する「サンカ」
宇髄天元にみる闇に生きる戦闘集団「忍者」
鋼鐵塚蛍にみる製鉄の専門集団「産鉄民」
ほか
4章 新考察 『鬼滅の刃』の謎
なぜマンガ『鬼滅の刃』は大ヒットしたのか
なぜ鬼は藤の花を嫌うのか
青い彼岸花はどこにあったのか
なぜ『鬼滅の刃』の鬼たちは異形の目を持つのか
ほか
5章 鬼とはなにか
鬼には5つのカテゴリーがある
鬼として蔑まれた人々
山に棲む鬼女
あとがき
鬼は滅んだのか