「はじめに」より
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「血圧や血糖値が高くなってきた」「認知症にはなりたくないので予防したい」
「感染症にかからないように免疫力を高めたい」「体の内側からキレイになりたい」など
健康や体に関する悩みは人それぞれだと思いますが、「きのこ」はこれらを解決する効果があるとされています。
きのこについて30年以上研究を続けてきた研究者として、また、長年きのこを食べ続けた実践者として
私がみなさんにお伝えしたいことは、きのこは私たちの健康増進に役立つ優れた食材であるということです。
きのこを1日に30～50g摂取すると、きのこの様々な健康効果を得ることができます。
シンプルにそのまま食べるのはもちろんきのこは干したり、加工することでよりおいしく食べることができますので、ぜひ本書のレシピを参考にしながら日々の食生活にきのこを取り入れていただければと思います。
若い方から高齢の方まで、みなさんが健康に、楽しく暮らせるように本書が少しでもお役に立てば幸いです。
学校法人東京農業大学 理事長・学長 江口文陽
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本誌では万病を予防する健康食材「きのこ」を「干しきのこ」「酢きのこ」「塩きのこ」「塩麹きのこ」という使いやすい4種の“おかずのもと”にします。
それらを元につくるおかず計75品をご紹介します。
たくさんの種類があり、一年中リーズナブルな価格で買えるきのこのおいしいレシピ、ぜひお試しください。
●「干しきのこ」を使ったレシピ
干しきのこと鶏肉のオイスター煮込み、干しきのこから揚げ、干しきのこのペペロンチーノ炒め、干しきのこの卵とじ、干しきのこのナムル etc.
●「酢きのこ」を使ったレシピ
酢きのこと鶏むね肉のレモン蒸し、酢きのこ酢豚、酢きのこと厚揚げのおろし煮、酢きのこのチーズトースト、酢きのこのサンラータンスープ etc.
●「塩きのこ」「塩麴きのこ」を使ったレシピ
塩きのこと豚肉のしゃぶしゃぶ、塩きのこの簡単アヒージョ、塩きのこの麻婆豆腐、塩麴きのこハンバーグ、塩麴きのこのシュウマイ、塩麴きのこのポタージュスープ etc.
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