最高の死に方と
最悪の死に方
平穏な死を
迎えるために
今からできること
延命至上主義と薬漬けの医療に
「NO」と言い続けてきた医師が書いた
人生100年時代の「終活本」!
現代のがん治療、過剰医療に警鐘を鳴らし続けてきた医師・近藤誠による最新レポート!誰もが穏やかな最期を望んでいるはずなのに、どうして日本には“不本意な死”を遂げる人がこうも多いのか――。考えられるさまざまな「死に方」のケーススタディとともに、日本の終末医療の実態を分析する。日本の病院で実施されている事実上の“安楽死”、鎮静(セデーション)とは?強引な延命治療の果てに、患者はどんな状態になるのか?過剰処方で“薬漬け”になった結果とは?「孤独死」は果たして残念な死に方なのか?知られざる“死の現場”に光をあてながら、「最高の死に方」を考える。
目次
- 第1章 「安楽死で死にたい」という願い
第2章 日本で実施されている“安楽死”
第3章 延命治療で失われる「尊厳」
第4章 医療から遠ざかるという選択
第5章 いまの時代のさまざまな死に方
第6章 がん治療は「苦痛死」を引き寄せる
第7章 不要なクスリはボケ、早死にのもと
第8章 ぼくにとって最高の死に方
特別収録 リビングウィル