TJ MOOK
自分で治す逆流性食道炎の本
胸のムカムカ 口の中がすっぱい・苦い のどのヒリヒリが消える!
自分で治す逆流性食道炎の本
今、爆発的に増えている!!
ストレス・脳の疲労が原因
胃食道逆流症の治し方を初公開!!
STEP 1
自分で触れる!
自律神経 セルフチェック
STEP 2
専門医がすすめる!
逆腹式呼吸
で脳疲労をリセット
STEP 3
食べもので
怖い! 食道がん、
誤嚥(ごえん)性肺炎を防ぐ
この20年ほどで急激に増えている新国民病「逆流性食道炎」。胸のムカムカ、胸やけやみぞおちの痛み、ゲップなどが頻繁にある人は逆流性食道炎の疑いが強く、胃酸が過剰に出ることから放置すると食道がんのリスクも高まります。本誌では、胃液の逆流が起こるメカニズムをわかりやすく解説。セルフチェック表の誌上問診や、食事と生活習慣のOK・NGなど、逆流性食道炎を自分で治すためのノウハウを多角的に紹介します。
目次
- はじめに
Part 1
胃食道逆流症を知ろう
Part 2
逆流性食道炎の仕組みとケア
Part 3
非びらん性
胃食道逆流症の仕組みとケア
おわりに
清水 公一(しみず こういち) プロフィール
新板橋クリニック院長。日本外科学会認定医、日本消化器外科学会認定医、日本緩和医療学会暫定指導医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本癌治療学会がん治療認定医。1966年、山口県生まれ。千葉大学医学部卒業。1991年より消化器外科医師としてがん治療に携わる。1997年よりアメリカ・ミシガン大学腫瘍外科に留学、がん免疫療法を研究。2000年に帰国し、消化器外科医師として手術を行うかたわら、がん免疫療法の普及に努める。2006年より現職。内科・消化器系疾患の診療、がんの化学療法、緩和ケア、在宅診療や心のケアに取り組んでいる。機能性消化管疾患(胃食道逆流症、機能性胃腸症、過敏性腸症候群)が発症する「しくみ」を明らかにして、しくみに基づいて、患者自らが症状を改善して制御していく「自立」を目標とした専門治療を行っている。また、「本当の健康とはなにか? なぜ? どのように病気が発生・顕在化してくるのか?」に着目して、意識、認識、感情、緊張の蓄積といったストレスが病気の顕在化につながることから、「認識疾患」という新しい概念を提唱している。意識や心、認識や感情・緊張をリセットしていく「リセット医療」を診療に取り入れ、「認識疾患としくみから観る医療」の実現・普及に努めている。