今、
死ぬ夢を見ましたか
親友の五味渕と
共に死ぬ夢を見た井瀬。
「それは予知夢です」と
見知らぬ女子高生は言う。
夢は次々と現実になり、
井瀬は自分たちを
殺そうとする犯人を
捜すべく奔走する！
井瀬は電車の中で、駅のホームから
何者かに突き落とされて、親友の五味渕と
共に死ぬ夢を見た。
隣に乗り合わせた女子高生・紗世は
夢の内容を当て、さらに自分も同じように
電車に轢かれた夢を見たことが
あると告白する。
電車で見た夢は必ず自分の身に起こる
と言う紗世の言葉通り、
夢は次々と現実になり――。
紗世の制止を振り切り、
井瀬は自分たちの死を回避すべく奔走する！
※この物語はフィクションです。作中に同一の名称があった場合でも、実在する人物・団体等とは一切関係ありません。
※本書は書き下ろしです。
目次
- 第一部 最期の日
第二部 選択
第三部 明晰夢の向こう
