カラー版
史実としての三国志
質素を旨とした
賢王だった曹操!
出土品からわかった
曹操の思想
劉備、孫権、諸葛亮、関羽 ほか
歴史に秘められた本当の姿
2019年7月から東京国立博物館で始まる
特別展「三国志」。そのメインは曹操の墓です。
実物大の模型が展示されます。
その曹操の墓の発掘に、日本人として唯一、
実際に携わったのが、今回の監修者である
渡邉氏です。
彼はNHK『100分 de 名著』でも三国志を
解説したとても三国志に詳しい人物。
その彼が、いままでの成果をもとに曹操の
墓に秘められた真実から、三国志演義では
捻じ曲げられてしまったさまざまの史実を
解き明かします。
三国志ファンも、これから三国志を
知りたい人にも絶対に読んでほしい一冊です。
目次
- まえがき
第一章 曹操高陵に遺された
曹操の先進性とふたつの三国志
第二章 三国時代のはじまり
第三章 雄飛から華北の覇者へ
第四章 赤壁に至る道
第五章 三国鼎立
第六章 奸雄の死、諸葛亮の北伐
終 章 三国の終焉と物語の世界