宝島社新書
プロ野球史上最高の選手は誰だ?
レジェンドOBが選ぶ「実力ナンバーワン」決定戦
プロ野球
史上最高の
選手は誰だ?
野村克也、米田哲也、
山田久志、掛布雅之、
山本昌ら105人が選んだ
日本球史No.1を発表!
張本勲、野村克也、山田久志、福本豊、
山本昌、谷繁元信など105人のプロ野球
OBたちが、投手・野手のベスト5を独断と
偏見で選出。
その得票数でプロ野球史上最高の投手と
野手と決める「実力ナンバーワン」総選挙。
投手は金田正一、江夏豊から野茂英雄、
田中将大まで、野手は中西太、長嶋茂雄、
王貞治、落合博満、清原和博らが
エントリー。
プロ野球史83年の歴史において、
ナンバーワンの栄冠を手にするのは誰か?
OBたちが語る秘話満載、ファン必携の一冊。
※インタビュー、アンケートコメントは2018年4月に行った取材時の内容のまま掲載しています。ベスト5のランキングでは自選はなしとし、第五章のランキング結果発表では、「史上最高の日本人選手」を決める趣旨のため、外国人選手は除いて集計。また、所属球団の表記に関しては、引退した選手はおもな所属球団を、現役選手に関しては2019年6月現在の所属球団を掲載しています。
目次
- はじめに
第一章 重鎮たちの記憶
第二章 私が選ぶ「史上最高の選手」パート1
第三章 昭和と平成の目撃者
第四章 私が選ぶ「史上最高の選手」パート2
第五章 レジェンドOBが選ぶ「史上最高の選手」結果発表
張本 勲(はりもと いさお) プロフィール
1940年、広島県生まれ。59年に東映入団。76年、トレードで巨人へ。80年にロッテへ移籍し、翌年引退。16度のシーズン打率3割超。首位打者タイトルは7度獲得。NPB唯一の500本塁打300盗塁達成者。通算安打3085本の日本記録を持ち、「安打製造機」と称された。現在は「球界ご意見番」として活躍。
江本 孟紀(えもと たけのり) プロフィール
1947年7月22日生まれ、高知県出身。高知商業高校、法政大学、熊谷組を経て、71年にドラフト外で東映フライヤーズ入団。南海移籍の72年に自身初の2桁勝利を挙げると、以降は76年の阪神移籍後も含め8年連続2桁勝利。通算113勝126敗19セーブ、防御率3.52。現役引退後は参議院議員、辛口の野球評論家として活躍。
岡田 彰布(おかだ あきのぶ) プロフィール
1957年、大阪府生まれ。1985年、甲子園での巨人戦で、バース、掛布とともに伝説の「バックスクリーン3連発」を放つ。
この年は、打率.342、35本塁打、101打点という自己最高の成績を残し、タイガース初の日本一に貢献した。
福本 豊(ふくもと ゆたか) プロフィール
1947年、大阪府生まれ。盗塁だけでなく、現役通算2543安打、通算208本塁打を記録した名打者。通算115の三塁打の記録は、その俊足を物語る記録。足を生かした広い守備でも阪急黄金時代を支えた。