筆ペンで愉しむ
はんなり万葉集
古くから受け継がれてきた
美しい歌を、美しい字で
「令和」の歌と厳選40首を
なぞって味わう
新元号「令和」は、私たちに日本語の
持つ美しさを再認識させ、改めて
「万葉集」への興味を高める
きっかけをくれました。
新元号の起源となった「梅花の歌」を
筆頭に、雅で味わい深い万葉集の
歌の数々を筆ペンでなぞって
味わえるよう、「ペン字練習帳」
シリーズの人気書家、中塚翠涛さんの
美しい筆文字でお届けします。
美しい言葉を、美しい文字で愉しめば、
心まで晴れやかに。この一冊が、
あなたを日本の古典の世界へと誘います。
目次
- イントロダクション
新元号「令和」の起源って?
「梅花の歌序」と梅花の歌
万葉集ってどのようなもの?
万葉集の基礎と味わい方
第一章
万葉集を知る、味わう、
厳選四十首
第二章
筆ペンで愉しむ万葉集
なぞって味わう
厳選四十首
上野 誠(うえの まこと) プロフィール
奈良大学文学部教授。1960年、福岡県生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学)。第20回奈良新聞文化賞、第12回日本民俗学会研究奨励賞、第15回上代文学会賞、第7回角川学芸財団学芸賞受賞。『古代日本の文芸空間』(雄山閣出版)、『大和三山の古代』(講談社現代新書)など著書多数。万葉集の挽歌史的研究と万葉文化論を主な研究対象とし、歌から飛鳥・奈良時代の生活情報を導き出し、それを用いて『万葉集』の読みを深めるという新しい読み方を提案している。
中塚 翠涛(なかつか すいとう) プロフィール
幼少期より書に親しむ。瀬戸内の穏やかな気候で育ち、翠涛の雅号はそこに由来する。古典的な書をもとに、さまざまなジャンルの題字やロゴ制作に携わる。創作活動と同時に、多くの方に手書きを楽しんでいただきたいという想いから、ペン字練習帳も多く出版。著書に『30日できれいな字が書けるペン字練習帳』シリーズ、『中塚翠涛のきれいな字で手紙とはがきが書ける本』(以上、小社刊)など多数。
中塚翠涛オフィシャルサイト www.suitou-nakatsuka.jp/
中塚翠涛Instagramアカウント @suitou