夢の先にあった栄光と挫折

目次

• はじめに　
  
  第1章　大嶋 匠（ソフトボール→日本ハム）　　　
  ついに叶ったソフト界重鎮の夢──プロ入りまでの師弟物語　　　文／織田淳太郎
  　全部員が固唾を呑んだドラフト会議
  　7位の選手に約70名の報道陣が
  　恩師はソフトボールのパイオニア
  　…ほか
  
  第2章　小林 至（東京大学→ロッテ）
  レギュラーになるため東大へ！ 話題性と学歴でプロ入りを果たす　　　文／永谷 脩
  　孫オーナーから高い評価を受ける男
  　レギュラーでプレーするため東大へ
  　大学4年間0勝でもプロを志望
  　…ほか
  
  第3章　市場孝之（大相撲→ロッテ）
  力士時代に味わった地獄の日々……強烈な経験から学んだ「前進する心」　　　文／田口元義
  　相撲時代の四股名は「琴市場」
  　中学生の市場を元横綱がスカウト
  　野球を諦めさせた大投手の一言
  　…ほか
  
  第4章　田畑一也（大工→ダイエー）
  一度は野球を諦め大工の道へ！ 名将と歩んだサクセスストーリー　　　文／永谷 脩
  　井の中の蛙だった高校時代
  　甲子園出場の夢破れ、プロも断念
  　家業を継ぐため大工の道へ
  　…ほか
  
  第5章　渡辺孝男（西武→社会人→日本ハム）
  戦力外通告からアマ球界へ──再びプロ入団で復帰第1号選手に　　　文／田口元義
  　プロ野球界に残した足跡
  　「剛腕」として道内で注目の選手に
  　隠し玉として西武がドラフト指名
  　…ほか
  
  第6章　元陸上選手・フリーター・銀行マン──プロ野球異色プレーヤー列伝　　　文／高野成光
  　陸上から「代走屋」として転身した飯島秀雄
  　陸上と野球経験を生かした藤瀬史朗の盗塁術
  　やり投げ出身・日月鉄二は肩の故障で投手断念
  　…ほか
  

永谷 脩(ながたに おさむ) プロフィール

1946（昭和21）年生まれ。東京都出身。スポーツライター。青山学院大学卒業後、『週刊少年サンデー』の編集部勤務を経て独立。漫画家の水島新司とともに、月刊『一球入魂』の創刊に携わる。1977年、編集者兼スポーツライターとして独立。『週刊ポスト』『Number』などに寄稿する一方、TBS ラジオ『森本毅郎・スタンバイ！ 日本全国8時です』『荒川強啓 デイ・キャッチ！ メキキの聞き耳』のコメンテーターとしても活躍。主な著書に『プロ野球歳時記』（文藝春秋）、『監督論 日本シリーズを制した25人の名将』（廣済堂出版）などがある。

永谷 脩 の他の作品

• 西武と巨人のドラフト10年戦争
• 西武と巨人のドラフト10年戦争

織田 淳太郎(おだ じゅんたろう) プロフィール

1957年北海道生まれ。早稲田大学卒業後、週刊誌記者として長く巨人軍を取材。独立後はノンフィクション作家として活躍、スポーツ全般及び精神医療、スピリチュアリズムのジャンルで作品を発表している。著書に『巨人軍に葬られた男たち』（宝島SUGOI文庫）、『コーチ論』（光文社新書）、『精神病棟40年』（宝島SUGOI文庫）ほか多数。

織田 淳太郎 の他の作品

• そしてウツは消えた！
• 巨人軍に葬られた男たち
• 拳闘「成り上がり」伝説
• ルポ　現代のスピリチュアリズム
• 左重心で運動能力は劇的に上がる！
• 精神病棟40年
• なぜ日本は、精神科病院の数が世界一なのか
• 精神病棟40年
• プロ野球　愛された男たちの墓碑銘
• 蜃気楼

田口 元義(たぐち げんき) プロフィール

1977年、福島県生まれ。元高校球児（3年間補欠）。出版社アシスタント、ライフスタイル誌、男性ファッション誌の編集を経てフリーライターに。野球分野を中心に雑誌、書籍、ウェブサイトなどに寄稿している。2014年現在、「Number Web」にてプロ野球コラム「野球クロスロード」を連載中。共著に『プロ野球 戦力外通告を受けた男たちの涙』（宝島社）、『戦力外通告～諦めない男たち編～』（角川ザテレビジョン）、『猛虎遺伝子 タテジマを脱いだ男たち』（双葉社）などがある。

田口 元義 の他の作品

• プロ野球 戦力外通告を受けた男たちの涙
• 広島東洋カープ ドラフト1位のその後
• 福岡ソフトバンクホークス ドラフト1位のその後
• 中日ドラゴンズ ドラフト1位のその後
• 北海道日本ハムファイターズ ドラフト1位のその後

高野 成光(たかの しげみつ) プロフィール

新潟県生まれ。編集者兼ライター。プロ野球の書籍、ムックを数多く手がけるほか、児童向けの書籍、大人の趣味をテーマとした書籍を製作している。近年では『ドラフト1位のその後』（宝島社）、『もっとくらべる図鑑』（小学館）、『東京スカイツリーのヒミツ634』（エクスナレッジ）、『大人のためのアナログレコードの愉しみ方』（洋泉社）などがある。