「生前整理に応じてくれない」
「些細なことにすぐキレる」
「免許返納を頑なに拒む」など
子を悩ませる親の行動…。
老年精神医学のプロが教える
「困った」の解決策
老いた親と
うまく付き合う方法
周りにどう接していいかわからないお年寄りはいませんか?何度も同じことを聞いたり、急に怒り出したり……。家族はもちろん、普段仕事で老人と接する機会が多い方も、理由を知れば対処法が見えてきます。本書では、高齢者専門病院で勤務経験もある精神科医・和田秀樹氏が、場面別に困った老人への対応の仕方を解説。上手な付き合い方を教えます。高齢社会でさまざまな対応を求められる時代に読んでおきたい一冊です。
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和田 秀樹(わだ ひでき) プロフィール
精神科医。1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部を卒業後、東京大学医学部附属病院精神神経科助手、アメリカのカール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在は和田秀樹 こころと体のクリニック院長を務めるかたわら、立命館大学生命科学部特任教授も兼任。30年以上にわたって高齢者専門の精神科医として高齢者医療の現場に携わる。また、大学受験のオーソリティとしても知られるほか、映像製作にも注力し、2007年には監督を務めた映画『受験のシンデレラ』がモナコ国際映画祭最優秀作品賞を受賞。2013年には映画『「わたし」の人生 我が命のタンゴ』にて秋吉久美子、橋爪功がモナコ国際映画祭で主演女優賞、主演男優賞を受賞、自身も人道的作品監督賞を受賞した。手がけた著書は100冊を超え、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社新書)、『80歳の壁』(幻冬舎新書)などベストセラーも多数。