「史料」の根底から問う
歴史の真説
邪馬台国女王卑弥呼の正体
本能寺の変「陰謀説」「黒幕説」
龍馬暗殺「薩摩藩説」「見廻組説」
承久の乱における「権門体制論」
卑弥呼から明治維新まで
日本の歴史を“疑って”読む!
本能寺の変には黒幕がいたのか、
それとも明智光秀が怨恨から起こした反乱か?
源頼朝は本当に北条政子に頭が上がらなかった?
応仁の乱を長期化させた複合的要因とは?
孝明天皇は倒幕派に暗殺されたのか?
坂本龍馬を暗殺したのは小太刀の達人だった?
歴史上のさまざまな
定説・仮説を2人の論客が
一刀両断
歴史に「目撃者」はいない。ゆえに歴史研究者はさまざまな「仮説」を立てる。その「仮説」は、「史料」に裏付けられた学者の論証により「定説」となる。しかし、史料だけでは見えない歴史の「実像」もある。史料に書かれていないからといって事実の検証を止めてしまったら、歴史を見る視野は狭まってしまう。本書では二人の論客があえて「定説」を疑い、そこから見えてくる新たな歴史の世界を提示する。