なぜ、出雲に巨大神殿が築かれたのか?
なぜ、空海は都から遠い高野山を本拠地にしたのか?
全50項目 聖地誕生の理由を地図と地形図で解明する
地形と地理から歴史の理解が一歩深まる!
■第1章 なぜ、そこに祀られているのか ――神社編
■第2章 なぜ、そこに建立されたのか ――寺院編
■第3章 なぜ、そこが聖地になったのか ――聖地・霊場編
日本には宗教法人に登録されているだけで、約16万もの神社仏閣が存在する。その数はコンビニエンスストアの数の約3倍にも及ぶ。なぜ、伝統的な宗教施設が、日本にはこれほどまで多くあるのか。それは、日本が四方を海に囲まれ、国土の7割以上が山地という地理と地形が大きな要因の一つである。平野部が少ない日本で人々が暮らすエリアは、山地によって阻まれている。しかし古代では、海や多くの河川による水上ルートで、遠隔地間が活発に交流した。水上ルートでつながった文化的交流によって、各地に信仰が伝播し、多様性が増したのだ。そして人間とその土地独自の自然との関わりから、祈りの場ができていった。本書では、地形と地理の視点から、古くから信仰されてきた神社仏閣の誕生の謎を解明する。
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