「プロレス喰い」その全内幕!
新日本プロレスの長き「迷走」を描き切る迫真のドキュメント!
元『週刊ゴング』編集長が世に放つ衝撃作。猪木引退後のマット界の暗黒はなぜ起きたのか。専門誌編集長として、すべてを知る立場にあった著者だけが知る「真相」。橋本vs小川戦、永田、藤田、カシンの異種格闘技挑戦、武藤、長州の新日本プロレス退社劇――迷走する団体と読者の狭間に立つ著者の苦闘を余すことなく描いた迫真のドキュメント。
- 改訂、加筆のうえ文庫化して、2012年05月10日に宝島SUGOI文庫『子殺し』を発売しました。
目次
- まえがき 「週刊ゴング」への墓碑銘
第一章 「邪道」の流儀
「頼む。これは最後の大勝負なんだ」
「あいつらも腐ってる」
猪木が認めたくない「3人の男」
…ほか
第二章 惨劇 橋本vs小川の真実Ⅰ
坂口を怒らせた小川の人間性
「3代目を張らせてもらいたいよね」
「なぜオマエの試合には笑いが出るのか」
…ほか
第三章 濁流 橋本vs小川の真実Ⅱ
「猪木はもう死んだほうがいい」
「はっきり言って、小川は馬鹿である」
編集部に殺到した「金沢襲撃予告」
…ほか
第四章 プロレス喰い 永田裕志の戦い
「武藤越え」としての格闘技挑戦
「ミルコはチキン。永田さんならいける」
21秒間のドラマ
…ほか
第五章 「飛び級」志願 野獣・藤田の実像
「リングス入り」の噂
捨て切れなかった「アトランタの夢」
「新日本に戻れば、結局中西の下なんですよ!」
…ほか
第六章 「強さ」を追う者 石澤常光の心象風景
新日本「道場最強男」の葛藤
ブラジル行きを決定付けた猪木の一言
「結局、評価されるのはヘビー級なんだ」
…ほか
第七章 ヒクソンの亡霊
ライガーが打ち明けた「極秘計画」
安生「道場破り事件」の波紋
「僕にやらせてください」藤田の直訴
…ほか
あとがき