『このミス』大賞受賞作
シリーズ第2弾
新米女性弁護士の難事件!
福岡を舞台に、アウトロー弁護士探偵がコンビを組んで活躍!
名前さえ言わない容疑者の謎とは――
現役弁護士デビュー後第1作!
第10回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作家の、シリーズ第2弾です。弁護士の「私」は、新米女性弁護士・土田と一緒に、福岡県警察博多警察署留置所にいた。法テラスから、被疑者国選弁護人選任の依頼があったため、傷害罪で逮捕勾留されている女性に接見に来たのだった。ところが、この女性は当初から完全黙秘を貫いており、「留置番号二〇三号」と呼ばれている。彼女はいったい何を隠しているのか。事件に興味を抱いた「私」は、過去のある事件に注目するが……。現役弁護士が描く、デビュー後第1作!
※この物語はフィクションです。もし同一の名称があった場合も、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。
- 加筆修正して、2015年06月04日に宝島社文庫『逆転尋問 弁護士探偵の反撃』を発売しました。
目次
- 一章(勾留一日目)
二章(勾留二日目)
三章(勾留三日目)
四章(勾留四日目)
五章
終章