時代小説、大河ドラマが100倍面白くなる!
黒田官兵衛は軍師ではなかった
赤穂浪士は無頼派集団だった
明治後期は就職氷河期だった
藩政リストラは労使合意の上で ほか
◎古文書が読める!「頻出くずし字読み方対照表」収録
日本エッセイスト・クラブ賞受賞の当代一の歴史学者が、江戸時代の「リアル」を読み解きます!江戸時代のサラリーマンたる武士の考え方や、リストラや震災といった現代社会でも見られる事象が当時どう受け止められていたのか、史料をもとに解説します。最終章では、史料の調べ方からくずし字の読み方まで指南し、読者が独力で江戸時代を渉猟するためのハウツーも満載です。巻頭には、大河ドラマ『軍師官兵衛』を見るための基礎知識も収録。歴史ファン必携の一冊です!
※本書は、1996年に文藝春秋から刊行され、2005年に新潮文庫となった『江戸時代を[探検]する』を増補・改訂したものである。